シワを気にするなら、まずシッカリ噛むこと
前回のコラムで、咀嚼筋の重要性をお知らせしました。
私は、顔のエクササイズをお知らせしていますが、お知らせしたエクササイズを毎日やって頂くよりも大切なのは、日々の生活で「しっかり噛んで食事をすること」です。
咀嚼筋を使うためには、どんなものを食べたら良いか?
咀嚼筋を鍛えるために硬いものを噛めば良いかというと…それはNGです。
特に女性の顎関節症は増えており、硬いものを噛むことで、顎に負担をかけることがあります。
咀嚼筋を鍛えるには、硬いものではなく「噛みごたえがあるもの」を食べましょう。
例えば、サラダを選ぶ際には、ポテトサラダではなく、ゴボウサラダなどの繊維質が多いものを。お肉も、トロトロに煮込んだものではなく、多少噛みごたえがある筋張ったお肉を。
これは、大人だけではなくお子さんにも当てはまります。
顎の成長には、適度な顎の運動が必要です。食事の時に、時間をかけシッカリ噛むことで、顎の成長を促すのです。
咀嚼筋のトレーニングには、ガムを使ったエクササイズがオススメ!
ガムを噛んで手軽に行えるエクササイズを紹介します。
板ガムなら1枚、粒ガムなら2粒噛み、柔らかくなったら、エクササイズ開始です。
①右の奥歯にガムを置き、口は閉じますが、顎を大きく動かし少しオーバに10回噛みます。ガムが右の奥歯から逃げないように舌で寄せながら行います。
②同じように左の奥歯で10回
③右の犬歯の後ろ(小臼歯)で10回
④左の犬歯の後ろ(小臼歯)で10回
⑤前歯で10回
これを1日2セット行いましょう。
少しオーバーなくらい口をモグモグ動かすと、より効果的です!