医療従事者向け

口腔機能低下症の検査、“その先”の指導できていますか?

「口腔機能低下症の検査は取り入れているけれど、指導はあまりできていない…」
「患者さんに何を伝えたらいいのかわからない…」
そんな“もやもや”を感じていませんか?

本記事では、歯科衛生士が検査後の指導に自信を持てるようになるためのポイントや、
7月開催の「オーラルフレイル講座」についてご紹介します。

こんな方におすすめの内容です

  • 検査だけで終わってしまっている
  • 指導の具体的な方法が分からない
  • 口が乾く!という患者さんに唾液腺マッサージだけを指導している
  • 若年層への声かけに迷いがある

検査と指導はセットです。
“検査で終わらせない”臨床の第一歩を踏み出しませんか?

口腔機能低下症の検査が増えている一方で…

多くの歯科医院で「口腔機能低下症」の検査が導入され、
口腔機能が低下しているか否かの可視化は進んでいます。

しかし、

  • 測定結果を伝えるだけで終わってしまう
  • 説明があいまいで患者に響かない
  • 検査対象ではない40代や50代の患者には伝えるタイミングを逃しがち

といった現場の課題も少なくありません。

“検査はできるけれど、その先のアプローチがない”という悩みを多くの歯科衛生士が抱えています。

オーラルフレイル予防には「早期介入」がカギ

オーラルフレイルは、加齢とともに進行するもの。
特に元気な40代や50代からの介入が、将来の機能低下予防に直結します。

重要なのは、日々のエクササイズももちろんですが、
それ以上に「毎日の食事でしっかり噛むこと(=咀嚼)」です。

  • 表情筋の衰え
  • 唾液分泌量の減少
  • 口腔周囲筋(舌や頬など)の活動低下

これらは日常のちょっとした習慣で予防できます。
検査をきっかけに「伝える力」が求められています。

オーラルフレイル講座のご案内

指導に迷っている方へ向けて、実習つきの講座を開催します。

✔ 講座で学べること

  • オーラルフレイルの基礎知識
  • 歯科医院で行うアンチエイジング法
  • 加齢に伴う口腔機能の変化
  • 嚥下機能低下の予防アプローチ
  • オーラルフレイル対策の表情筋エクササイズ
  • 美容向け表情筋エクササイズ
  • ドライマウス(口腔乾燥症)の検査と対策
  • チェアサイドで行う唾液腺マッサージ(2種)

口腔機能低下症の検査後、「具体的にどんなことをすればよいのか?」がクリアになります。

講座詳細

日時:7月27日(日)14:00〜17:00
場所:東京都大田区 (少人数・実習つき)
対象:臨床経験5年目以上の歯科衛生士・歯科医師

指導の引き出しを増やしませんか?

患者さんは、「どうなっているのか」だけでなく、「これからどうすればいいのか」を知りたがっています。

歯科衛生士が正しい情報や対処法を伝えられる人になることで、その患者さんの未来は大きく変わるかもしれません。

検査だけで終わらせない。
その先の関わりに、自信を持てるようになるための講座です。

今すぐできる一歩から

  • 検査を導入したけど活かしきれていない
  • オーラルフレイルに関係のない若年層への声かけのきっかけがほしい
  • オーラルフレイル対策の指導に自信をつけたい

そんな方は、ぜひこの機会にご参加ください。
「引き出しが増えると、患者さんとの関わりも変わる」
その実感を、あなた自身の手でつかんでください。

Scroll to top